皆さんは雨の日に釣行しますか?
梅雨や台風の季節は、休日も雨って日が多いですね。
そんな雨の日の釣行の釣りについて紹介します。
雨の日の釣行
雨は、憂鬱な気分になるんですが、釣り人が減るので私はテンションが上がります。
数週間前から予定した釣行日の雨・・・雨が降って困るのは人間だけ水中は常に雨だぞと船長は言うけど釣れない印象がある。
行っても良いけど行かなくても良い雨釣り
当たればデカいが外れも多いのだ
雨のリスク
1:荷物・片付けが増加
晴れの日に比べて雨の日は、衣類からロッド(竿)やクーラーボックスなど全てが濡れる!!車内に取り込むときに、シートを敷いたり拭いたりと荷物も作業も増える
2:道具の手入れ
海釣りは塩害との戦いだけど、リールを海中に落とさない限り塩害被害が無いが、雨なら確実にずぶぬれになる!
もしも、内部のギヤボックスやドラグに入水するとグリスと反応して硬化してしまい、リールを巻くと重くなってしまうのだ。しかも錆びの原因にもなるのでオーバーホールする必要も出てくるのだからお金が勿体ない。
3:増水
堤防や磯が常に濡れて非常に滑りやすくなっているし、乾くことも無い。山に降った雨が川に流れ海にたどり着くから水位がいつもよりも上がるのでいつも以上に注意が必要な釣行になるよ。
滑りやすい場所専用の磯靴もあるけど万能ではないからね。
4:釣れなくてへこむ
雨でも釣れると思っても釣れなかったらへこむよね。しかも後片付けもあるしさ。それに、風邪ひくかもしれないし
雨の日は釣れる
警戒心が強い魚のスズキやクロダイなども雨が降っている方が気づかれないので日中でもゲット率が上がる。
青い海中で保護色であるイワシなどのイワシカラーは、濁る事で水中で目立つのでイワシカラーやグリーン系をヒョイヒョイと動かす事でスズキが見つけて食べてくれる確率が各段に上がるから、釣れると言われるのかも。
風も出るし雨も降る中で、その為に出かけるかは人それぞれですね
メリット1:釣り人が少ない
過去の釣果報告が多い場所ほど、常連さんや早くから場所取りで取れない場所も、雨の日はなら釣り人が少なく良い場所を確保しやすいです。
メリット2:カモフラージュ
雨によって、海水が濁り、雨が降り注ぐことで常に水面が揺れ叩く音が出る事で、人間の影や音が掻き消えるので、神経質な魚へのアプローチが簡単になるよ。
メリット3:酸素量増加
雨が水面を叩くことで、滝の様に水中酸素濃度が増加して、魚が動きやすい環境になるので、活性が期待できるよ。
メリット4:水位の上昇
水位の上昇は危険かもしれないけれど、いつもの満潮の水位よりも上に海面が来ることで、普段よりも釣行時間が増えるよ。
【1気圧= 1013hpa(ヘクトパスカル)】
【普段の生活圏内= 1気圧】
【水深10m= 1気圧】
中心気圧が【975hpa】ならば
空中の気圧差は【1013hpa-975hpa=約38hpa】なので
水中では【1013hpa=10m→101hpa=1m=→約38hpa=38cm】になる
この+38㎝を大きいと思うか小さいと思うかは個人価値観によるね
メリット5:気圧の低下
雨が降ると言う事は、低気圧になっているはずだ。魚の浮袋が気圧のせいで上に浮いてくる。
メリット6:夜釣り
夜釣りなら、月明りは雲で覆われ常夜灯のみが海面を照らす環境になるから、集魚灯効果が高まるよ。
終わりに
雨は良いけど、風速4m/s以上が予想されたら釣行は辞めています。思った場所に投げる事が出来ないし仕掛けの操作が困難になって釣りにならないから。
でも、悪天候や気圧の変化は、捕食活動が盛んになって、濁りで、外敵に襲われる警戒心が緩むと思うから釣りやすい条件ではあると思う。
ライフジャケットを着用して、ご安全に楽しい釣行を!!
釣りも科学で釣果アップを狙ってくださいね
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